今回は15組の家族に参加頂きました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
また、今回はボランティアスタッフとして、埼玉県立大学の学生さんと、体に障害を持ち、作業療法というリハビリを受けて生活をしている当事者の方々にご参加頂きました。
今回の食事前のイベントは『パステルアート』を行いました。自分の好きな色のパステルでキャンパスに思い思いの円を描き、コットンで伸ばすことで、濃淡で深みのあるとても暖かい色合いのクリスマスリースが出来上がっていました。親子で協力したり、兄弟で教え合ったり、それぞれの家族ごとで楽しく作業をしているのが印象的でした。出来上がった作品は『SMA-SH』という技術を使ってスクリーンに投影しました。スマホのカメラで撮影した写真が壁一面に表示されるので、子供から大人まで興味津々。パステルアートの作品だけでなく参加者の笑顔の写真が並んで、会場全体が笑顔に包まれていました。
写真で盛り上がっていた会場でしたが、夕食が始まるとみんな食事に集中して、エビフライや唐揚げ、ピラフ、グラタン、デザートをモリモリと美味しそうに笑顔で食べていました。
食後には特別イベントの『じゃんけん大会』が行われ、景品はなんとミニクリスマスツリー!!じゃんけんに参加する子どもたちの目も真剣になっていました。
今回も限られた時間の中ではありますが、子供たちの様々な表情がみられ、参加者とボランティアスタッフが一体となり、とても素敵な時間となりました。
ベルヴィ越谷食堂は、赤ちゃんからお年寄りまで、障害のあるなしにかかわらず、誰でも集える食堂を目指しています。また、これまで私たちが送ってきた人生の中で、私たちは何かしらの得意なこと、詳しい知識などを身につけており、100人いれば100通りあると思います。それらを発揮する場が今の社会には少ないですが、その得意なことを見たい人、詳しい知識を聞きたい人、教えてほしい人は必ずいます。ただご飯を食べる場だけではなく、皆さんの得意なことを活かせ、教えたい教えてほしいなど、皆さんを繋ぎ合わせる場を作り、いつまでも安心して楽しく暮らせる地域にしていきたいと思っています。
新型コロナウイルスの影響で、思うような活動はまだできませんが、温かい目で長く見守っていただき、良ければ一緒に活動・支援してもらえると嬉しいです。
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