衛生管理について①    in越谷市保健所

2019年12月13日

本日、初めて保健所でお話を伺ってきました。

【確認事項】

Q1)月1開催のこども食堂で残った食品は、都度、破棄する以外に方法がないのか?

A)原則、開催の都度使い切る。持ち越し食材を抱えず、都度、未開封食材を使用することが理想。または、開催場所の中に設置された指定の場所(冷蔵庫)等で、保管する。

 ただし、調味料(醤油、味噌、塩、砂糖、酒、みりん、酢、出汁のもと)は、防虫、防腐、異物混入防止ができる環境で保存し、次回開催に使用しても良い。しかし、可能な限り、小分けパックや小瓶の商品を選択し、開封日から使い切るまでの日数を短縮するよう努めること。米は、虫がわきやすい食品の為、都度、購入し使い切ることをお願いしたい。また、自宅で保管する場合は、他の用途には使用しない、蓋がきっちり閉まる食品保管専用プラスチックケース等を作り、冷暗所で保管する。

Q2)こども食堂の届出は、どうなるの?

​A)月1回開催でも給食届(正式:給食施設設置届)が必要になります。届出は、開催場所ごとに提出が必要になるため、同一団体が複数の場所で実施する場合は、それぞれの場所について届出が必要です。

〈給食届の提出に必要な書類〉

*原則、飲食店の食品営業許可申請と共通ですが、一部、緩和・除外される項目があります

①給食施設設置届

②営業設備の大要(店舗の平面図と場所に関する地図)平面図について、理想は、建築時に作成する設計図。しかし、公共施設(公民館・自治会)の場合は、申請者の手書きでも可。

③食品衛生責任者の資格証明書類

④保菌検査成績書(食品従事者の検便結果)保健所への提出は、初回分のみ。しかし、調理に参加する人に関しては、月1回の継続した検便検査を実施し、その結果を保存してほしい。

Q3)開催場所の種別により、届出の考え方に違いはあるか?

​A)保健所として、理想的な開催場所は、『専属かつ飲食店の営業許可基準を満たすことができる場所』です。理由は、共有スペースでは、使用する団体・個人により、衛生基準にばらつきが出て、一貫した衛生管理が難しくなること挙げられる。このような理由から、保健所としては、公民館や自治会館のような共有施設でのこども食堂の運営は、「最良な方法ではない」という判断となる。しかし、「共有施設でのこども食堂の開催を認めない」という立場でもないため、運営者に衛生管理に対する高い意識を持って取り組んでもらえれば、給食届は、しっかり受け取る。一番避けてもらいたいのは、何の届出もなく、勝手にこども食堂を開催すること。保健所として、衛生管理に関する助言もできるので、ぜひ、気になることがあれば、相談に来てほしい。

Q4)すでに営業許可を持っている飲食店でこども食堂を開催した場合は、どうしたらよいか?

A)届出の必要性は、営業許可を取っているお店の判断による。すでに営業している飲食店の一環として、こども食堂を運営する場合には、届出は不要。しかし、スペースを貸し出し、別な団体等が運営する場合には、給食届を別途提出する方が良い。理由は、万が一、こども食堂で食中毒等の事故が起きた場合、広報に掲載される屋号は、こども食堂になる。ただし、食中毒症状の発生者が、こども食堂の利用者のみに留まらず、飲食店での利用者にも及んだ場合は、厨房施設に問題がある可能性が高くなり、両方の屋号が公表される。いずれの場合も、越谷市では前例がなく、発生時に協議が必要になると予測されるとのこと。

 

​​市民活動団体スコップ